アンモニア水を鼻腔内噴霧された牛の肺胞洗浄細胞の化学発光活性の上昇(短報)
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概要
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アンモニアが牛の肺免疫機能に与える影響を明らかにする目的で, 6-10ヶ月齢の健康子牛の鼻腔内にアンモニア水(5,000 ppm)を片側4 mlずつ計8 ml, 1日1回, 2週間連続して噴霧吸入させ, 肺胞洗浄により回収した貧食細胞の化学発光活性の推移を観察した. 細胞の化学発光活性はアンモニア噴霧に伴い, 有意に上昇した. この上昇は, 噴霧終了後1週時点でも認められたが, 2週後には処置前の水準に回復した.
- 1997-02-25
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