全身運動時の咬合接触に関する研究 : その1 握力発揮時
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概要
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補綴臨床やスポーツ歯学において全身運動時における咬合接触や咬合力についての研究はきわめて重要と考えられるが,いまだ十分に明らかにされていない.そこで本研究は,握力発揮時にかみしめを自覚している男性を選択し,デンタルプレスケールシステムを用いて握力発揮時と最大かみしめ時の咬合面積と咬合力を測定し,比較検討した.この結果,握力発揮時のかみしめは最大かみしめ時とほぼ同じかみしめを行っている人が多いが,一部の人はこれと異なったかみしめを行っており,個人差が大きいという知見が得られた.
- 1996-04-01
著者
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小司 利昭
日本歯科大学新潟歯学部
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横堀 正純
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第3講座
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清水 公夫
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第3講座
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渡辺 秀昭
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第3講座
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森田 修己
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第3講座
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渡辺 秀昭
日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第3講座
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森田 修己
日本歯科大学
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小司 利昭
日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第3講座
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清水 公夫
日本歯科大学新潟病院総合診療科
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