口における厚み弁別能に関する研究 : 第1報 感覚特性について
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概要
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口腔内においてものの厚みを判断することは口腔が種々の機能を行ううえに重要である. 今日まで厚みの受容器に関する多くの研究が行われた結果, 基準の厚さより薄いものは厚いものに比して弁別能がすぐれているといういわゆる方向特異性の存在が明らかになった. われわれはこの方向特異性についてさらに実験を行ったところ, 日時が変わっても再現性があること, 無歯顎者にも方向特異性のあることなどが明らかになった.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1979-11-30
著者
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津留 宏道
広島大学歯学部歯科補綴学第一講座
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岡根 秀明
広島大学歯学部歯科補綴学第一講座
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長沢 亨
広島大学歯学部歯科補綴学第一講座
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岡根 秀明
明海大歯学部機能保存回復学講座歯科補綴学分野
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小林 譲治
広島大学歯学部口腔病理学講座
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高木 道弘
広島大学歯学部歯科補綴学第1講座
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津留 宏道
広島大学歯学部
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