フォレストブリッジ
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概要
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愛知県が長寿社会に向けて「命・健康・長寿」をテーマに近年の最重点施設のひとつとして整備を進めている「あいち健康の森公園」は、完成時には約100haに及ぶ大都市近郊の都市公園としては大規模な施設である。「フォレストブリッジ」は公園の中央に位置する「いのちの池」を跨ぎ、「中央エントランス」とメイン施設の「健康プラザ」を結ぶ人道橋である。公共の橋梁としては比較的珍しくデザイン主導による設計で、公園のテーマである「命・健康・長寿」の表現と「独自性・創造性・造形性」を求め、傾斜した主塔の斜張橋や吊り橋などとの比較検討を重ね、逆台形断面でV字に開いたアーチリブの独創的な中路式固定アーチ型ローゼ桁のデザインが実現した。橋梁本体は1996年3月に完成したが、「健康プラザ」をはじめとする隣接する諸施設の完成を待ち1997年10月に共用開始となった。デザインはコスト高になるとの考えが少なくないが、本橋梁は1m^2当たり82万円と比較的安価である。[注1.2]
- 日本デザイン学会の論文
- 1998-03-30
著者
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