長島ダムと関連施設のデザイン(Environmental Design)
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概要
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長島ダムのデザインワークは、11年にわたり同じ土木デザイナーが、7代の工事事務所長・管理所長,数十人の工事事務所担当者はもとより、中部地方整備局営繕部、本川根町、コンサルタント、作業所、ゼネコンなどの多くの担当者と協議を重ね実施した。「ダム本体」はもとより、「飛沫橋」、「南アルブス接岨大吊橋」はじめ、ダムサイトの管理所、船庫、エントランスデッキ、「長島ダムふれあい館」、広場、サインなどや,ダム湖「接岨湖」の関連施設・設備は、力強さと品格・親しみをテーマに、50年100年後のエイジングとメンテナンスを考慮した。虚飾を廃し、構造・機能を踏まえ、自然石やステンレス、アルミを積極的に使用し、塗装部分やサインなどにはテーマ色を定めるなど、機能・形・材質・色彩の整理・統一によるトータルデザインを実施した。長島ダムは国土交通省中部地方整備局初の「地域に開かれたダム」に指定された。
- 日本デザイン学会の論文
- 2004-03-30
著者
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唐澤 太郎
株式会社建設技術研究所
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岡村 幸二
株式会社建設技術研究所
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伊藤 清忠
東京学芸大学
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前田 嘉章
株式会社建設技術研究所
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志村 和紀
日本建設コンサルタント株式会社
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草野 康祐
日本建設コンサルタント株式会社
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高楊 裕幸
大日本コンサルタント株式会社
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玉井 智昭
大日本コンサルタント株式会社
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