アメリカ連邦政府における情報資源管理政策の変遷 : 書類作成軽減の手段から電子政府の基盤へ
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概要
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1980年代よりアメリカ連邦政府の政策課題に掲げられた「情報資源管理」は、当初は情報の「有用性」に比して書類作成軽減などの「効率性」ばかりが強調されたが、実効性は上がらなかった。しかしクリントン政権下での情報資源管理政策は、全米情報基盤構想・行政改革計画を反映し、また情報技術の進展を受けて、「情報通信政策・行政改革・情報公開の融合」「情報管理と情報技術管理との融合」などを意図するものとなった。しかし各行政機関で情報資源管理の概念が浸透していないこと、情報の「有用性」の保証が不十分であることなど、今なお政策執行上の課題も多い。
- 2000-03-15
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