コガタアカイエカにおける "false" dilatation 形成の観察
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概要
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1968年8月に, 実験室で飼育していたコガタアカイエカを解剖したところ, "false" dilatationを形成していたのが観察された.このような"false" dilatationが野外の蚊でもみられるかいなかということは, 正確な産卵回数を判定するときに問題となる.しかし, 今まで野外のコガタアカイエカを多数解剖してきたが, "false" dilatationを形成していると思われる個体はまだ観察していない.野外では, そのような個体はあるとしても少ないのではないかと推測される.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1970-12-31
著者
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