転移性脳腫瘍の疫学
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
転移性脳腫瘍の発生頻度/年:癌死亡者の20%=60,0000人最近の脳転移頻度の傾向.増加 : 肺癌,直腸癌,腎癌.微増 : 肝癌.減少 : 乳癌,子宮癌易出血性転移性脳腫瘍の原発癌 : 絨毛癌,肝臓癌,腎癌,メラノーマ原発不明髄膜炎型転移.癌性髄膜炎を起こす固形癌の頻度,胃癌 : 35〜55%, 肺癌 : 25〜30%, 乳癌 : 10〜35%死因 : 脳転移が直接死因になる率は全体の約30%原発癌別による予後の違い(2年生存率),第1群 頭頸部癌・子宮癌(40〜45%),第2群 腎癌・乳癌(30%),第3群 肺癌・消化器癌(15〜20%)
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2003-05-20
著者
-
野村 和弘
国立がんセンター中央病院脳神経外科
-
野村 和弘
国立がんセンター中央病院
-
野村 和弘
Neurosurgery Division National Cancer Center Hospital
関連論文
- 組織別脳腫瘍罹患率の経時的変化1973-1993 : 全国脳腫瘍登録からの推定
- 脳腫瘍の治療効果判定基準について
- 7 グリオーマの手術ステージ分類の試み(北日本脳神経外科連合会第28回学術集会)
- テント上グリオーマの手術ステージ分類と手術方針
- 悪性脳腫瘍に対するインターフェロンと各種抗癌剤,放射線治療との併用効果 : ヌードマウスにおける検討
- 脳腫瘍におけるFAR療法 : FT207-Vitamin A-Radiation療法
- 肺原発転移性脳腫瘍の予後に及ぼす諸因子の検討
- 組織内照射のためのafterloading techniqueの再発脳腫瘍への応用
- 悪性脳腫瘍に対する他療法との併用におけるBCG腸溶カプセルの使用経験
- セカンドオピニオンの推進 : 患者さんとの信頼関係を育むために
- 転移性脳腫瘍の疫学
- 1.転移性脳腫瘍の疫学(PS 8 転移性脳腫瘍の的確な診断と治療)
- 11.総括と今後の展望
- 肺原発転移脳腫瘍の集学的治療
- 全国統計からみた最近のわが国のグリオーマの治療成績
- グリオーマの臨床統計 (特集 グリオーマ--最近の研究と治療)
- 頭部に発生した血管肉腫の6例