インシュリン,TRH,LHRH三重負荷試験にて pituitary apoplexy が誘発された非機能性下垂体腺腫 : 症例報告と文献的考察

元データ 1997-03-20 日本脳神経外科コングレス

概要

患者は27歳,男性.インシュリン,TRH,LHRHの静脈内投与後3時間で頭痛が生じ,その後に視力・視野障害が急激に悪化した.頭部CTで腫瘍周囲および腫瘍内出血の所見を認めたため,下垂体卒中の診断で緊急にtranssphenoidal approachによる腫瘍摘出術を行った.内分泌負荷試験により誘発された下垂体卒中は非常に稀であり,自験例を含め23例が報告されているだけである.内分泌負荷試験による下垂体卒中に対して注意を喚起するとともに,迅速な処置が重要であることを強調した.

著者

小倉 憲一 富山県立中央病院胸部心臓血管外科
本道 洋昭 富山県立中央病院脳神経外科
小倉 憲一 富山県立中央病院脳神経外科
小倉 憲一 富山県立中央病院
本道 洋昭 富山県立中央病院 救命センター科
長谷川 顕士 富山県立中央病院
河野 充夫 富山県立中央病院脳神経外科
小林 勉 富山県立中央病院脳神経外科
河野 充夫 富山県立中央病院 小児科
本道 洋昭 富山県立中央病院 救命救急センター

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