MRIにて増大を認めた外傷性前大脳動脈瘤の1例
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概要
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経時的に施行したMRIにて増大を認めた外傷性前大脳動脈瘤の1例を報告した.症例は60歳の男性で,交通事故にて受傷し搬送された.頭部CTにてくも膜下出血と大脳半球間の血腫を認めた.受傷4ヵ目後のMRIにて脳梁部に腫瘤を認め,さらに受傷9カ月後のMRIで腫瘤は増大したため脳血管撮影を施行し,前大脳動脈末梢部に動脈瘤を確認した.本症例のMRIにおけるT2強調画像での腫瘤周辺部の低信号はヘモジデリン,T1強調画像での高信号はflow related enhancement 効果のためと考えられた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1997-10-20
著者
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