アントラセン誘導体を発光材料に用いた有機EL素子 : 情報入力,情報ディスプレイ
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概要
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置換基の異なるアントラセン誘導体を新たに3種類合成し、これらを発光材料として用いたITO/正孔注入輸送層/発光層/電子注入輸送層/Mgからなる有機EL素子を作成して、その特性をアントラセンの9位にエチルカルバゾール基を導入したアントラセン誘導体(An2Cz)を用いた素子と比較した。エチルフェノキサジン基を導入したアントラセン誘導体(An2P o)およびエチルフェノチアジン基を導入したアントラセン誘導体(An2Pt)を用いた素子は、An2Czを用いた素子より、それぞれ1.5および3倍の発光効率を示した。また、An2PoおよびAn2Ptを用いた素子は、定電流駆動における輝度の減衰がAn2Czを用いた素子より小さかった。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1994-06-24
著者
-
内田 学
チッソ
-
泉澤 勇昇
チッソ
-
古川 顕治
チッソ
-
内田 学
チッソ株式会社
-
古川 顕治
チッソ株式会社
-
泉澤 勇昇
チッソ株式会社
-
内野 正純
チッソ株式会社,横浜研究所
-
内野 正純
チッソ横浜研究所
-
泉沢 勇昇
チッソ
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