ステートマシン図を用いたプログラムの自動生成支援(開発支援(2))
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概要
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近年, ソフトウェア開発は開発対象の分野にかかわらず, システムの大規模化と複雑化により難しいものとなってきている.そのような現状を解決するための一手法として, 現在のプログラムコード中心のソフトウェアの記述に代わり, 直感的に記述・理解のたやすい状態遷移図からプログラムコードを生成することを試みた.ここでは状態遷移図としてUML 2.0で定義されているステートマシン図を用い, ステートマシン図の状態(State)と遷移(Transition)にネイティブな実行コードを埋め込んでいくことで, ステートマシン図記述からネイティブなプログラムコードの生成を行っている.これによりシステムの問題領域を状態遷移図で表現される「制御」と, 図上に埋め込まれる実行コードで表現される「動作」に分割することにより, ソフトウェア開発の効率化を試みている.評価のため, ステートマシン図からプログラムコードの生成を行うグループと, 手動でプログラムコードを記述するグループに分け, 比較実験を行い, 今後の課題を検討する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-11-29
著者
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