Webシステムにおける性能ボトルネック分析手法の開発

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概要

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近年、Webサイトを用いたサービスが様々な業務・業種で適用されつつある。同時にこれらサービスを支えるWebシステムが大規模化・高度化しており、システム管理コストが増大している。本稿では、Webサイトの応答性が劣化した時に、Webシステムの中から劣化要因を効率的に探索する手法を提案する。提案手法では主に、Webシステム全体の状況を時間軸に沿って表示し問題の切り分けを支援する方法と、相関分析を用いて劣化要因を統計的に絞り込む方法を開発した。相関分析を用いた方法について実環境で検証を行ったところ、1/20〜1/30程度に劣化要因となる稼働情報を絞りこむことを確認した。上記機能は、Webシステムの運用管理ツールとして実装した。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-07-05

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