192. 転移性脳腫瘍における Gd-DTPA 倍量投与の有用性(MR 造影)
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概要
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(1)2回投与法では、2回目の撮像の方(0.2mmol/kg)が腫瘍の検出能が向上した。(2)倍量投与法の1回目と2回目を比較しても検出能の向上はあまりなかった。(3)転移性脳腫瘍では、腫瘍の数が0個か1個か、また、1個か2個かで治療方針が変わってしまう。Gd-DTPAは、0.1mmol/kgより0.2mmol/kgの方が望ましいことがわかった。(4)造影剤の使用にあたっては、検査部位、検査目的によって至適投与量の存在が示された。
- 公益社団法人日本放射線技術学会の論文
- 1994-08-01
著者
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佐藤 清
東京慈恵会医科大学附属柏病院・放射線部
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佐藤 清
東京慈恵会医科大学附属柏病院 放射線部
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岸 孝幸
東京慈恵会医科大学附属病院放射線部
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春原 信雄
東京慈恵会医科大学附属病院放射線部
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石井 弘明
東京慈恵会医科大学附属柏病院
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石井 弘明
東京慈恵会医科大学柏病院
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春原 信雄
東京慈恵会医科大学附属病院
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佐藤 清
東京慈惠会医科大学柏病院
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大蔵 敦夫
東京慈恵会医科大学附属柏病院放射線科
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