溶接過程における溶滓と溶鋼との間の化学反応に関する物理化学的研究(第 4 報) : 合金元素として Ni, Cr, Mo, W および V を添加した場合
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概要
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A physico-chemical study has been made on the chemical reactions between slags and metals in the welding processes by five series of electrodes containing Ni, Cr, Mo, W and V in the coatings as alloying elements, and the following results were obtained. (1) Equilibrium index K'_<Ni> is independent of slag-basicity B_L and the relation between K'_<Ni> and B_L is represented by the following equation; [numerical formula] (2) K'_<Cr> decreases with increasing B_L and the relation between K'_<Cr> and B_L is represented by the following equation; [numerical formula] (3) K'_<Mo>, K'_W and K'_V increase with increasing B_L and the relations between the equilibrium indexes and B_L are represented by the following equations, respectively; [numerical formula] (4) The activity coefficients Y_<MmOn> of various oxides in weld slags are represented by the following equations; where y_<MmOn>^<→1>, when B_L^<→0>; [numerical formula] (5) The feasibility of the oxidization which is effected by FeO in slag against the elements in liquid steel during welding is approximately analogous to that of the oxidization by oxygen gas against the elements in pure state. (6) The values of ∂log y_<MmOn>/∂ B_L increase with decreasing values of 2Z/R^2; where Z is the valency of a cation, and R is the summation of the radii of the cation and an oxygen ion.
- 社団法人溶接学会の論文
- 1962-06-25
著者
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