搬送周波数微小変化パルスを用いたマイクロ波照射システム

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概要

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電磁波の生体に及ぼす影響については、その熱的作用を基に安全基準が設定されており、平均照射電力が用いられる。レーダおよび新しい通信方式等ではバースト波が利用されており、このような電波が生体に暴露される場合の基準も平均電力によって議論されてきた。発表者はこれまで、パルス変調されたマイクロ波(パルス波)の細胞に対する形響を非熱的効果も含め検討するために、空洞共振器に挿入された生存細胞を含めた培養液に対して、パルス波を照射する装置を開発してきた。試料にパルス波を照射する場合、パルス波の平均パワーが低くても、対象物の温度上昇を監視する必要がある。そこで本研究では、照射パルス波の搬送周波数を微小変化させながら、培養液の温度上昇についての情報を得るシステムについて報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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