孤立黒画素のハーフドット化による2値誤差拡散のざらつき感低減
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概要
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近年DTPの発達でプリンタ・コピー等のハードコピー機の高画質化が急速に進んでおり、1画素単位で多値記録が可能になってきた。しかしその一方で画像データは伝送・蓄積面での優位性から依然2値画像が取り扱われるケースが依然多い。2値画像での階調表現には擬似階調が用いられる。その代表的な2値誤差拡散画像は、解像度は高いという特長があるが、しばしば画点が線上に並ぶ縄目模様のような特有のテクスチャが発生し、観測者にざらつき感を与えることがある。 今回2値誤差拡散画像の黒ドットをハーフドットに変換し、多値記録することで、このざらつき感を低減する手法を開発したので、ここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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