蛍光体ヘッドの発光面形状と階調数の関係のシミュレーション解析
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概要
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発光素子を列状に配置した固体ヘッドは電子写真式プリンタの露光装置として、レーザプリンタのような走査型の電光系に比べ(1)コンパクトである、(2)走査歪みがない、などの優位な点がある。固体ヘッドの一つである蛍光体ヘッドは、各発光素子が基板上に塗布された蛍光体と電極からなり、ヘッド内のドライバICの作用で電流が通されることにより蛍光体が発光する。このため面光源に近く、その発光面形状に設計の自由度がある。この度、電子写真プロセスのモデル化を行い、蛍光体ヘッドプリンタの記録画像を予測し、蛍光体ヘッドの発光面形状と階調数との関係を解析した。この階調数は自然画像の記録画質に大きく影響を及ぼす。この解析に基づき階調数に関して最適な発光形状を設計したのでここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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坂上 英一
(株)東芝 研究開発センター
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樋口 和彦
(株)東芝研究開発センター
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中尾 英之
(株)東芝研究開発センター
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坂上 英一
(株)東芝研究開発センター
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中尾 英之
東芝 研開セ
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中尾 英之
(株)東芝 研究開発センター
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