航空機搭載干渉SARによる地表の起伏の測定
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概要
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SAR(合成開口レーダ)は、航空機などに搭載され、マイクロ波を用いて地表を観測する高分解能映像レーダである。SARは、コヒーレントな波を用いるため、干渉計として応用することにより、地表の起伏情報を広域にわたり非常に効率よく求めることができる。また、夜間・曇天・噴煙発生時等の条件下でも地形計測が可能であるという特長を有する。このたび、小型航空機(セスナ208)に干渉SARを搭載し、桜島の地形計測を行い、干渉縞を発生させ、等高線を作成し、高さ精度の評価を行ったので、本稿ではその結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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村田 稔
日本電気
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村田 稔
日本電気株式会社
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永田 英史
日本電気(株)
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宮脇 正典
日本電気株式会社
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永田 英史
日本電気株式会社
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篠原 博
日本電気株式会社
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篠原 博
NEC Corporation
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篠原 博
Nec
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宮脇 正典
日本電気航空宇宙システム
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