ATAドライブを用いたRAIDサブシステムの構成
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概要
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磁気記録装置の信頼性を上げる手法の一つにRAIDと呼ばれる冗長性を持たせたディスクアレイの構成法が提案され、すでに様々な製品化がなされている。サブシステムとしてRAIDを実現する場合、使用するドライブとしてATA I/F(IDE)とSCSI I/Fの2つが、現在一般的である。単なるアレイを構成する1ドライブとして使用する限り、SCSI I/Fの汎用性はコントローラーから見ると逆に扱いにくい物として映る。それに対し、ATAドライブを用いるメリットはコントローラーから見た制御性の良さである。最大のドライブ容量およびその拡張性ではSCSI I/Fの方が有利であるが、転送レートはATA mode 3では10MB/secを越える為、FAST SCSI I/Fと同等である。本稿ではATAドライブを用いるRAIDサブシステムの構成法について検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
高橋 伸彰
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
-
宗藤 誠治
日本アイ・ビー・エム(株)
-
村田 浩樹
日本IBM
-
宗藤 誠治
日本アイビーエム株式会社東京基礎研究所
-
村田 浩樹
日本アイビーエム株式会社東京基礎研究所
-
高橋 伸彰
日本アイビーエム株式会社東京基礎研究所
-
新島 秀人
日本アイビーエム株式会社東京基礎研究所
-
新島 秀人
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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