ビット選択Chase復号とViterbi復号を併用するH-ARQ(VCH-ARQ)のCDMAへの適用効果
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概要
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CRMA(Code Reservation Multiple Access)を用いたデータ通信に適用できるSR型ハイブリッドARQ(VCH-ARQ:Hybrid-ARQ with selective code combining Viterbi algorithm and bit selective Chase algorithm)を提案する。本VCH-ARQはビット選択Chase復号、ダイバーシチ復号、及ぴコードコンバイニングViterbi復号を採用する。本VCH-ARQアルゴリズムにおけるChase復号は受信信号の信頼性に基きビット選択し、試行順序を制御してChase復号の計算量を削減している。また、コードコンバイニングするフレームを選択し、致命的に劣化したフレームを除き、信頼度の高いフレームのみをViterbi復号に用いることにより、復号能力を向上する。ビット選択Chasc復号はEb/NOが高い領域で有効であり、コードコンバイニングViterbi復号はEb/NOが低い領域で有効である。CDMA通信に適用した場合の伝送特性を計算機シミュレーションにより評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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