移動データ通信におけるハイブリットARQの高効率化に関する検討
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概要
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移動通信に適するセレクティプリピート型ハイプリッドARQを提案する。本ARQはコードコンバイニングとダイバーシチ合成を併用する。復号法はチェイス復号とビタビ復号を採用する。本ARQアルゴリズムは受信信号の信頼性に基きビット選択し、試行順序を制御してチェイス復号の計算量を削減している。また、コードコンバイニングするフレームを選択し、致命的に劣化したフレームを除き、信頼度の高いフレームのみを復号に用いることにより、復号能力を向上する。順次制御チェイス復号はEb/N0が高い領域で有効であり、コードコンバイニングビタビ復号はEb/N0が低い領域で有効である。計算機シミュレーションの結果、本ARQはEb/N0の広い領域において従来方式より高いスループットを実現することを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-21
著者
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