移動データ通信におけるChase復号法の適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Chase復号法は、誤り検出符号のみを用いて誤り訂正することも可能であり、移動通信のような劣悪な環境で周波数利用効率を下げることなく高品質なデータ通信を実現するための技術として期待できる。但し、完全なChaseアルゴリズムは計算量が膨大となり、小型移動通信機には適さない。筆者らは、信頼度情報に基づきビット選択し、試行順序を制御して計算量を削減する方法を検討した。計算機シミュレーションの結果、フェージング通信路においてSR-ARQを採用する場合、Chaseアルゴリズムに順序制御に基く試行回数制限を適用すれば、10ビット選択程度でスループット特性を約2dB改善できることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- DS-CDMAにおける誤り消失訂正を用いた連接符号化の特性
- ビット選択Chase復号とViterbi復号を併用するH-ARQ(VCH-ARQ)のCDMAへの適用効果
- 移動データ通信におけるハイブリットARQの高効率化に関する検討
- 移動データ通信におけるChase復号法の適用
- 移動パケット通信におけるCDMAとTDMAの効率比較
- CRMAの送信電力制御についての検討
- CDMAに適したパケットマルチアクセス(CRMA)
- 移動パケットCDMA通信における送信電力制御の効果
- DS-CDMAにおける音声/データ統合伝送時のデータトラヒック制御
- DS-CDMAにおける音声/データ統合伝送時のデータトラヒック制御
- DS-CDMAにおける音声/データ統合伝送時のデータトラヒック制御
- DS-CDMA移動通信の下り無線回線設計法
- DS-CDMAにおける予約型マルチアクセス方式の多元トラヒック制御
- DS-CDMAデータ伝送における適応型リソース割当法の設備使用効率
- CDMA方式における多元トラヒック制御と容量共有の効果
- 次世代移動通信方式W-CDMAの無線伝送技術
- 次世代移動通信方式W-CDMAの無線伝送技術
- 次世代移動通信方式W-CDMAの無線伝送技術
- PDCパケット移動通信システムにおけるチャネルモード切替制御