電子的著作権管理システムの比較検討
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概要
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ネットワーク社会の拡大によリ、誰でも簡単にマルチメデイアの著作物に対してアクセスできるようになった。同時に、著作権者が本来は独占権である著作権を排他的に行使せず、誰にでも許諾する意図でネットワーク上に公開することが多くなった。しかし、許諾するにあたって適切な金額を受けとれるようにするため、コンピュータで処理を自動的に行なう必要性が出てきた。そこで、現在一般に公表きれている論文等を基に、主にネットワーク上での著作権管理システムの予備的な比較検討を行なったので報告する。調査対象、及び理解が不十分であるので、御意見・御批判を頂ければ幸いである。なお、この文章は厳密な法律の議論ではないので、使われている用語は法律の用語とは必ずしも一致しないのでご注意頂きたい。
- 1996-09-18
著者
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苗村 憲司
慶應義塾大学大学院メディア研究所兼環境情報学部
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苗村 憲司
慶応義塾大学環境情報学部
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段野 光紹
慶応義塾大学大学院政策メディア研究科
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梅崎 利矢
慶応義塾大学大学院政策メディア研究科
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梅崎 利矢
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科
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