多状態単調システムの構造関数の論理式表現

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概要

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従来の単調なシステムの構造関数に関する研究では、要素の2変数間の正関係より単調構造システムを定義し、その構造関数の諸性質の考察を行った。また、多値論理関数の研究から、各変数及び関数値の真理値集合上で定義される半順序関係が異なる場合の単調な論理関数や各変数及び関数値の真理値の値数が異なる構造関数に拡張することができると考えられる。そこで、本研究ではシステムを構成する各要素に半順序関係を定義し、要素状態間の半順序関係より、多状態単調システムの構造関数を決定し、その構造関数についての必要十分条件、論理式の簡単化の諸性質を述べ、多状態単調システムの構造関数の論理式表現の考察を行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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