三次元シミュレーションにおける描画高速化手法の検討
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概要
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我々は、基本的な人工現実感(VR)技術を利用し、汎用プラットフォームであるPC上で巡視や保守といった変電所業務を支援する変電所三次元シミュレーションを開発している.このような三次元シミュレーションにおいては、高い現実感(高い画質)と快適なインタラクティブ性が要求される。近年、PC上における三次元グラフィクスAPIの開発により、PC上でもグラフィクワークステーションなみの高画質なレンダリングが可能になってきている。一方、PCのCPU性能が飛躍的に向上してきているとはいえ、三次元CGは描画処理量が多いため、快適なインタラクティブ性が確保できないのが現状である。特にジオメトリ処理はレンダリング処理のようなH/Wアクセラレータがなく、全てCPUで処理しなければならない。そこで今回、描画ポリゴンを削減することによりジオメトリ処理を軽減し描画時間を短縮する手法を検討したので報告する。
- 1996-09-18
著者
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