フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)の頸部および胸部における筋肉・神経系の機能解剖
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
One hundred and six pairs of muscles are found within the neck and thorax of the cricket, Gryllus bimaculatus, and their general arrangements show a close similarity to those described for G. domesticus (Voss, 1904/5), G. assimilis (DuPorte, 1920) and G. campestris (Kutsch, 1969), three other species of crickets. Possible functions of 38 pairs of muscles relating to the head, wing and leg movements are deduced from morphological and electrophysiological evidence. The majority of nerve fibers innervating the muscles in any one segment are derived from the ganglion of the neighboring segment, the muscles of each segment thus having a plurisegmental innervation.
- 社団法人日本動物学会の論文
- 1983-09-25
著者
-
山口 恒夫
岡山大学理学部生物学教室
-
山口 恒夫
岡山大 理
-
古川 直裕
川崎医科大学第二生理学教室
-
古川 直裕
川崎医科大学生理学教室
-
富岡 憲治
山口大学理学部生物学教室
-
富岡 憲治
山口大・理・生物
関連論文
- S1-6.バロスタットを用いた胃噴門部弛緩能評価の覚醒イヌにおける基礎的実験 : 胃腸運動と胃噴門部弛緩能に対する消化管運動作用薬の効果(消化管機能研究の新しい視点,シンポジウム1,第48回 日本平滑筋学会総会)
- 麻酔剤の筋細胞興奮時におよぼす影響(生理)
- ゾウリムシ細胞膜の電気的性状
- オパリナの繊毛運動と電気的性状(生理・生化学)
- ゾウリムシの游泳運動と電気的性状(生理)
- コオロギ尾葉・巨大介在ニューロン系に見出された局所介在ニューロンの役割(生理学)
- フタホシコオロギの交尾行動時にみられる尾葉閉じ反射の解析(生理学)
- フタホシコオロギ巨大介在ニューロンにみられる音応答性の修飾(生理学)
- ザリガニsustaining fiberの周波数応答特性(生理学)
- フラッシュ偏光刺激に対するザリガニ光感覚神経線維の応答(生物学)
- 偏光に対するザリガニ動眼ニューロンの応答(生理学)
- インパルス周波数表示の簡便法
- ザリガニの運動視とその神経機序(生理・生化学)
- ザリガニ視神経における暗感覚神経繊維の興奮と抑制(II.北海道支部第20回大会)
- 綜合討論(発生学・実験形態学)
- フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)の頸部および胸部における筋肉・神経系の機能解剖
- 感覚入力で駆動されるコオロギ頭部の回転運動と飛翔運動との機能的結合(生理学)
- ザリガニsustaining fiberの光応答性にみられる日周期変動(生理学)
- sustaining fiberの潜伏期に対する明暗順応の影響(生理学)
- クロコオロギの舵取り運動 : 特に, 尾葉の舵取り運動について(生理学)
- 感覚刺激で駆動されるクロコオロギ頭部の運動と頚部筋肉の電気的活動(生理学)
- ザリガニ複眼における視細胞間結合とその結合部位(生理学)
- ザリガニ視細胞間の機能的結合と受容野(生物学)
- キイロショウジョウバエ概日時計の恒明下での温度サイクルによる再駆動
- Substance P受容体(NK_1-R)拮抗薬の制吐作用とその作用部位(シンポジウム2:消化管運動の制御と病態)
- チカイエカ概日活動の加齢(生態学・行動学)
- クロコオロギにおける夜行性の確立時期(行動・生態学)
- コオロギにおける視葉外振動体の可能性(行動・生態学)
- コオロギ視葉 : 複眼系の概日振動 : ERGリズムの光サイクルへの同調性(行動・生態学)
- コオロギの概日活動に対する視神経及び視神経幹切断の影響(生態学・行動学)
- イソガニの歩行運動とその可塑性
- イソガニ胸部神経節のunit analysis(生理学)
- アメリカザリガニの研究と教材化の試み-10-アメリカザリガニの眼柄にみられる補償運動
- ザリガニ視神経節終髄を構築する神経について(生物学)
- ザリガニ視葉内における視覚性介在ニューロンの形態とその走行(生理学)
- ザリガニsustaining fiberと前脳巨大線維群の形態と応答性の特徴(生理学)
- ザリガニにおけるsustaining fiberと動眼神経の走行(生理学)
- ザリガニにおける視葉から視覚情報の投写(生理学)
- ザリガニ眼柄における垂直追跡運動の駆動機構(生理学)
- ザリガニ眼柄の動視反応の二次元的記録(生理)
- 左右の眼柄運動の相互関係について(生理・生態)
- 眼柄運動の可変性(生理・生態)
- 点光源刺激に対するザリガニ眼柄の動眼視反応(生理)
- 雄コオロギ最終腹部神経筋におけるDUMニューロンの走行と機能(生理学)
- 偏光刺激に対するザリガニ視細胞の応答位相と, その特異性(生理学)
- トノサマバッタにおける動視反応の, 開ループおよび閉ループ条件下での記録(生理学)
- ザリガニ視細胞の偏光応答と視細胞間の機能的結合(生理学)
- コオロギ(Gryllus bimaculatus)における飛翔運動と光照射による頭部の回転運動(生理学)
- イヌの大腸支配骨盤神経活動に対する胃・小腸粘膜刺激の効果
- ザリガニ視葉の電気的活動(生理学)
- シャコのsustaining fiberの応答特性(生理)
- シャコの視神経におけるunit analysis(生理・生態)
- ザリガニの動眼視反応について(I. 北海道支部第21回大会)
- フリッカー光刺激によるザリガニ運動感覚線維の時空間特性の解析(生理・生化学)
- ザリガニ眼柄の運動視反応(生理・生化学)
- 生体情報の統合と発現 : ザリガニの場合 III.
- 生体情報の統合と発現 : ザリガニの場合 II.
- 生体情報の統合と発現 : ザリガニの場合 I.
- ザリガニにおける「物体の運動に関する視覚情報」について(生理・生化学)
- 3.甲殻類における視覚情報処理様式(講演会講演要旨 神経生理学の進歩)
- ザリガニの偏光感受機能と視神経における情報伝達(生理・内分泌)
- キタカミクラゲの眼点による体平衡
- アメリカザリガニの光受容器 : 中枢神経系における興奮伝導様式(生理)
- 筋細胞活動電位に体する麻酔剤の影響(生理・原生生物)
- 蛙の単一筋細胞における麻酔機構(生化学)
- ニシン卵膜電位の受精による変化(生理学・生化学)
- 第2回チェコ日国際昆虫学セミナー光周性と周期性に参加して
- 第2回チェコ日国際昆虫学セミナー : 光周性と周期性 に参加して
- 山口大学時間学研究所
- 特集"生物時計関連遺伝子"にあたって
- 二次元電気泳動によるコオロギ視葉概日時計関連蛋白質の検索
- フタホシコオロギ概日活動リズムに及ぼす5, 7-DHT視葉内投与の効果
- 反射性の膵外分泌調節
- 節足動物の中枢における感覚情報の処置と統合に関する研究
- 第21回国際昆虫学会議に参加して
- 大会を前にして思うこと
- "越し方"と"行く末"
- 嘔吐誘発の中枢神経機構 ; 嘔吐運動に先行する前兆現象を誘発する中枢の提唱