適応木探索法を用いた可変長符号の復号化LSIの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
実時間動画像処理用の高速ハフマン符号デコーダを開発した。MPEG標準に準拠した動画像のビットストリームのうち最も多く出現するDCT係数符号に対し、提案する回路を用いれば1符号を4クロック以下で復号化できる。復号表の規模は、従来の2分木探索に比べて10%〜40%程度削減することができる。最適な復号表を得るために、動的計画法に類似した方法を使用した。ビットストリームは1サイクルあたり最大6ビットまで処理可能であり、27MHzのシステム動作周波数で、最大162Mビット, 秒の処理性能が達成できる。提案したアルゴリズムは、ソフトウェアによる復号にも応用できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-08-26
著者
関連論文
- 1チップMPEG-2 MP@MLビデオ符号化LSIにおけるクロック制御方式
- ワンチップMPEG2符号化LSIの現在と将来
- 適応木探索法を用いた可変長符号の復号化LSIの開発
- 1チップMPEG-2 MP@MLビデオ符号化LSIにおける省面積, 低消費電力, 動きベクトル探索器
- 1チップMPEG1オーディオ / ビデオデコーダ
- 1チップMPEG1オーディオ/ビデオデコーダ
- MPEG1 Audio/Video 1チップデコードLSI
- ワンチップMPEG2符号化LSIの現在と将来
- ワンチップMPEG2符号化LSIの現在と将来
- MPEG1オ-ディオ/ビデオデコ-ダμPD61010 (半導体デバイス特集) -- (メディア系システム用デバイス)