自走式乗算器の設計
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高速乗算器の問題点は面積の大きさである。そこで、ハードウェアを有効利用することにより、性能低下を小さく抑え、面積を大幅削減する乗算器を設計した。この乗算器は、所有する乗算アレイの段数を2段にし、内部で発生させた高速クロックの制御によって繰り返し使用する。この方法により、従来と比較して乗算時間は1.6倍であるが、面積は8分の1である乗算器が実現できた。本論文では、自走式乗算器の原理、構成、動作、性能および問題点について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-16
著者
関連論文
- 多震源/多しきい値電圧LSIにおける最適な組合せに関する検討 (「VLSI一般」)
- 32bit Embedded RISC Core に内蔵される積和演算器の高速、小面積化の回路工夫
- 150MIPS/W組み込み用CMOS RISCプロセッサ
- 組み込み用RISCプロセッサの低消費電力化の手法
- 自走式乗算器の設計