ループ・パイプライニングに基づく演算器構成に自由度を持つ動き検出器の構成法

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概要

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あらまし本報告では、ループ・パイプライニングに基づく動画像符号化における動き検出器の構成法を提案する。一般に、動き検出はブロック・マッチングアルゴリズムにより実現される。提案法では、ブロック・マッチングアルゴリズムからデータフローグラフを導出し、ループ・パイプライニングを適用する。これにより、動き検出器の設計空間に自由度を与えることができ、処理時間と演算器構成との間でトレードオフを実現できる。従来のアレイ型ハードウェアによる実現では、演算器構成はデータフローグラフから一意に決定され、自由度は得られない。提案法により、所望の処理時間に応じた演算器構成が得られることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-03-06

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