ソフトウェア信頼度成長曲線の分析に基づく連結指数形ソフトウェア信頼度成長モデル
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概要
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ソフトウェア信頼度成長曲線の特性形成に関する物理的解釈は,ソフトウェア信頼度成長モデル(SRGM)論の基本であると共に,当該モデルをより適切に適用するためにも重要な課題である.本論文では,単位時間当りのフォールト検出数を用いて成長曲線特性を分析し,成長曲線の基本特性は指数形であり,S字形は試験の進め方によって形成されるという新しい物理的解釈を述べる.そして,この解釈をもとにS字形から指数形までの成長曲線を形成する連結指数形ソフトウェア信頼度成長モデルを導出し,実際のデータを用いて,当該モデルの適用方法と既存のSRGMより高い精度で残存フォールト数の推定ができることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-25
著者
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