ディジタル交換機用マルチプロセッサへのフォールトトレラントソフトウェアの適用
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概要
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蓄積プログラム制御の交換機へフォールトトレラントソフトウェアを適用することにより,ソフトウェアの信頼性向上が期待できる.フォールトトレラントソフトウェアは従来生命にかかわるような特定の高価なシステムへの特別な技術と考えられてきた.しかし,ソフトウェアの生産技術の進歩により,より経済的なシステムへの適用も可能になってくると考えられる.本論文では,従来あまり議論されなかったディジタル交換機のマルチプロセッサアーキテクチャを取り上げ,フォールトトレラントソフトウェアの各技法の経済的な適用について,アーキテクチャとしての考察を行った.まず,N+1構成のような共通予備構成におけるフォールトトレラントソフトウェアの方式を提案した.次に,一般的な負荷分散制御の場合のフォールトトレラントソフトウェア各方式の評価を行い,各方式に適したシステム領域を明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-25
著者
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