ソフトウェアフォールトトレラント交換機アーキテクチャに関する一考察
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概要
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蓄積プログラム制御方式の交換機ではソフトウェア障害は避けられず, ハードウェアのみならずソフトウェアにもトレラントなアーキテクチャが望まれる. 分散設計ソフトウェアは従来生命にかかわるような特定の高価なシステムへの特別な技術と考えられてきた. しかし, ソフトウェアの生産技術の進歩により, 通信システムのようなより経済的なシステムへの適用も可能になってくると考えられる. 本論文では, 既に報告したマルチプロセッサディジタル交換機への一つのフォールトを対象としたフォールトトレラントアーキテクチャを拡張して, 二つの連続するフォールトまでを対象としたフォールトトレラントアーキテクチャの提案を行った. また, このアーキテクチャのもとでの共通モード障害の原因となる判定器への信頼性条件を明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-25
著者
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