SBM同期機構を用いたOne-PE同期方式

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概要

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マルチプロセッサにおけるプロセッサ間の同期オーバヘッドを少なくするために,種々のハードウェア同期機構が提案されており,その一つとして任意のプロセッサ間でバリア同期を行うことを可能としたSBM同期機構が知られている.SBM同期機構によりタスク間の先行制約を保証する場合,同期コードの配置を最適に行わないと不必要な待ち時間が生じてしまう,本論文では,SBM同期機構を用いた,不必要な待ち時間が少ない新たな同期方式(One-PE同期方式)を提案する.また,SBM同期機構を実マルチプロセッサにインプリメントし,実機上でOne-PE同期方式の性能評価を行い,One-PE同期方式の有効性を示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-02-25

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