SBM同期ハードウェアを用いた同期方式の検討

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概要

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細粒度の並列処理をマルチプロセッサシステムを用いて行なう場合、並列性を高めるためにタスクの粒度をより細かくしても、同期処理実行時間が大きいと並列処理効率は上がらない。これを解決するための、ハードウェアを用いた高速な同期機構としてSBM同期機構があげられる。本稿では、共有メモリ型マルチプロセッサシステム上で、SBM同期機構を用いた新たな同期手法2つを提案する。ひとつは、プログラムの先行制約の中から必要な先行制約のみにSBM同期を挿入するという手法。もうひとつは、SBM同期機構を用いて待ち合わせを行なう場合生じる、不要な待ちを軽減することを目指した同期手法である。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-08-18

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