論理学におけるヒルベルトのプログラムとゲーデルの不完全性定理
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概要
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数理論理学において,ゲーデルの不完全性定理によってヒルベルトのプログラムが世の中から省みられなくなったことに問題があることを指摘し,具体的にヒルベルトのプログラムが,ロッサー・フィファーマンの定理により肯定的に実現されることを確認し,紹介した.これに基づき,数理論理学にヒルベルトのプログラムを復活すべきであると提案し,更に,一般の対象世界を扱い,論理学を基盤とする人工知能の知識の体系化研究も,ヒルベルトのプログラムを基本アプローチとして進めることを提唱した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-01-25
著者
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