自動料金収受システムにおける車両位置標定技術の開発(<ITS(高度道路交通システム)基盤技術論文小特集>)
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概要
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有料道路の自動料金収受(ETC)システムにおいては, ETC対応車両と非ETC対応車両の区分を正確に行うことが重要である.我々は方位探知装置(方探:Direction Finder)と, 2台の車両検知器を採用した車両区分識別システムを考慮・試作して評価実験を行い, その有効性を確認した.電波を利用した位置標定では, 目標および電波センサ周囲の電波環境の評価が重要である.ここでは, トラス構造の模擬料金所を使って, 方探の料金所に対する電波的要求を実験的に明らかにした.更に大形車両によるマルチパス, シャドーイングの影響について評価実験を行い, これらの影響が本システムの機能に重大な影響を与えず, 本システムがきわめて実用的であることを立証した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-25
著者
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