多重伝搬波パラメータ計測装置の開発
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概要
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都市空間、屋内において、マルチパス波を含む無線信号の伝搬状況を知ることは、高速デジタル無線通信システムを設計するうえで重要な事項である。伝搬状況は到来する信号の波数、到来方向、伝搬遅延時間相対電力等の伝搬パラメータを測定することによって解明される。我々は、特に準ミリ波帯の移動通信環境において、これらの伝搬パラメータを同時推定するためのアルゴリズムを提案する。そして、本アルゴリズムを適用した多重伝搬波パラメータ計測装置を開発して評価を行い、その有効性を確認する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-29
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