複数のカオス離散力学系を用いたメモリ付きカオスコーディング
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概要
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カオス暗号の解読困難性は用いるカオス力学系の同定の困難性に帰着される. 本論文では, カオス離散力学系を複数用意しておき, カオスコード化したいデータに依存してそれらのカオス状態値の加算方法を変えることにより, カオスコードを生成する方法を提案する. カオスコードのビット長はカオス力学系の状態を計算するためのビット長よりも小さくなるために復号において誤りが生じることがある. カオスコードのビット長と誤り率について理論的に考察し, シミュレーションにより検証した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-25
著者
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