大域的結合写像のカオス同期とそのカオス時分割多重通信への応用
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概要
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本報告では,多重通信を大域結合写像間での通信とみなし,大域結合写像でのカオス同期化法を提案する.本手法の特徴は,各サブシステムのダイナミクスをまったく独立に設計することができる.さらに,同期用信号線も1本で済む.また,この手法をもとに,時分割送信方式を応用して,サブシステム間の通信において,送信信号を特定のサブシステムのみで復元でき,他のサブシステムでは復元できないという見地よりカオス時分割多重通信を提案する.本手法の特徴は,目的のサブシステムのみに信号が送信できるということである.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-10-19
著者
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