アレープロセッシングMLSEによるパスダイバーシチ受信装置の開発
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概要
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TDMA方式において高速・高品質伝送を実現するには, 厳しい周波数選択性フェージングによる符号間干渉を克服し得る時空等化技術と、その性能を十分得るためのフレーム・シンボル同期技術が必須となる。今回我々は, 4本のアンテナ素子で得られる遅延プロファイルを合成することで非最小位相推移状況を緩和し先行波に安定して同期をとるフレーム・シンボル同期装置の試作を行ない, これまで試作を行なってきたアレープロセッシングMLSEと結合し室内実験を行なった。フレーム・シンボル同期装置単体の評価として再生シンボルクロックのジッタを測定した結果、1ブランチ時より安定したジッタ特性を得た.特にフェージング速度が遅くパス数が多い場合に大きな効果を得た.また, フレーム・シンボル同期装置を結合したアレープロセッシングMLSEのBERを測定した結果, ハードワイアードの場合と比較して同等のBER特性を得た.
- 2000-05-18
著者
-
藤井 正明
(株)富士通研究所
-
香月 興彦
富士通九州ディジタル・テクノロジ(株)
-
高田 興志
富士通九州ディジタル・テクノロジ(株)
-
戸田 健
(株)yrp移動通信基盤技術研究所
-
高田 興志
富士通九州ディジタル・テクノロジ株式会社
-
下瀬 正史
富士通九州ディジタル・テクノロジ 株式会社
-
戸田 健
(株)ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
-
下瀬 正史
富士通九州ディジタル・テクノロジ株式会社
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