DS-CDMA方式における受信レベル分布特性の検討
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概要
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DS-CDMA方式の主要な技術課題である送信電力制御において, 受信レベル変動量はその性能及び構成を決定する. また, 受信レベル変動量の測定によって, RAKE受信後の変動量が予測できれば, 屋外実験による測定が大幅に容易になる可能性がある. 受信レベル変動量は, 特定の伝搬モデルを仮定すれば, 遅延スプレッドとチップレートの積に依存することが計算機シミュレーションおよび実験によって明らかとなっている. 本稿では, 任意の伝搬モデルにおいて, その積と受信レベル変動量の関係を理論的に明らかにする. その結果, その積の値を増加させるとレベル変動量は小さくなるが, レベル変動量の最小値は伝搬モデルに依存することが明らかとなった.
- 1996-01-26
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