拡散符号の周波数特性を考慮したHSDPAの伝送特性の改善(誤り制御,MAC,無線通信一般)
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概要
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W-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access) HSDPA (High Speed Downlink Packet Access)では,移動体通信において最大1OMbps以上の伝送を可能とするため拡散率として16が選択される.このような低い拡散率では使用周波数帯域に一様に信号エネルギーが拡散されず周波数選択性フェージングの影響を受けやすくなる.本稿では,低い拡散率での拡散において,拡散符号の周波数特性を考慮することで伝送特性の改善を行う手法について検討を行う.提案法は複数の拡散符号を同時に使用することでより均一に信号を拡散することを可能とする.この結果,周波数選択性フェージング環境下において,平均ビット誤り率特性を最大で30%程度改善可能である事を示す.また,選択する拡散符号とマルチコード伝送に用いる拡散符号の組み合わせによりピーク対平均信号電力比を低減可能なことを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-08-15
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