LDLMSアルゴリズムに基づく2次元適応信号処理のパイプライン実現
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概要
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パイプライン処理が可熊な2次元適応アルゴリズムとして2-D DLMS (2-Dimensional Delayed Least Mean Square) アルゴリズムが知られている. 従来の2-D DLMSに基づくパイプライン適応フィルタは, スループット特性と収束特性がトレードオフの関係にあり, これらを同時に改善することができなかった. 本文では, 2-D DLMSをルックアヘッド変換に基づいて拡張した2次元ルックアヘッドDLMS (2-D LDLMS : Look-ahead-based DLMS) アルゴリズムと, そのハードウェア構成をていあんする. 2D LDLMS を用いることで, 高いスループット特性を保ったまま良好な収束特性を得ることができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-11
著者
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貴家 仁志
東京都立大学大学院工学研究科
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西川 清史
東京都立大学大学院工学研究科電気工学専攻
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西川 清史
首都大学東京大学院システムデザイン研究科情報通信システム学域
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貴家 仁志
東京都立大学
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君島 匡朗
東京都立大学大学院 工学研究科
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