コヒーレンス映像法における散乱成分除去効果特性

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概要

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高散乱媒質中の透過像を得るための、ヘテロダイン検波方式映像法における散乱光除去効果を説明するために、透過散乱光の偏光保存特性、及び透過散乱光のコヒーレンス保存特性を検討した。実験の結果、散乱除去効果は、観測される散乱光が、偏光がランダムに成るうえ、空間コヒーレンスが崩れ、位相のランダムに異なる光の重ね合わせたものになり、これを受光面積でならして、時間的に積分して検出するため、入射光と干渉しない空間的インコヒーレンス光が大部分を占めるためによると結論された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-02-13

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