液晶を用いた可変波長フィルタ
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概要
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可変波長フィルタはWDM伝送システムを構成するのに必要なコンポーネントである。可変波長フィルタはファイバ集積化することによって高い生産性をもたせることができるが、そのためには素子長を短くする必要がある。そこで我々はTN配向構造の液晶セルを利用した、偏波無依存かつ短光路化が可能な可変波長フィルタについて研究してきた。今回、具体的な液晶材料を選定した場合のフィルタの動作解析を行い、同時にフィルタの共振モードの性質を調べ、共振波長についての解析的表示(近似式)を導いた。また、実際にフィルタを作製してその動作特性を測定し、特性解析結果の傾向と一致することを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-10-26
著者
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