手書き郵便画像における要素配置規則を用いた書式判定
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概要
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手書き郵便物の宛名を読み取る際に必要となる書式判定手法の提案を行う。本手法は、1)画像から郵便号枠や切手領域といった要素を検出し、その配置規則との照合による書式候補検出、2)各書式候補からの宛名行検出、3)各宛名行の書式別出現頻度テーブルとの照合による書式の最終判定、の3つから構成され、1)で書式候補を限定する点に特徴がある。また1)で検出する要素の例として、宛名のアンダーライン等の線分を効率よく検出する方法についても述べる。1)の導入により、455通による実験で正判定率が86.8%から93.4%へと改善され、有効性が示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-28
著者
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上村 健
Nec情報メディア研究所
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中島 昇
Nec情報メディア研究所
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上村 健
NEC 情報メディア研究所
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土屋 徹雄
NEC 情報メディア研究所
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中島 昇
NEC 情報メディア研究所
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土屋 徹雄
NEC情報メディア研究所
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