バルーン・オペレータを用いた定性的形状拘束、方向拘束を満たす領域の抽出
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概要
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定性的な形状拘束・方向拘束を溝たす領域を抽出するために、節点と一般化された梁によって構成されたオペレータ(バルーン・オペレータ)用いることを提案する。バルーン・オペレータは、初期の大局的な形状と方向を維持しながら膨張し、障害物に接触すると柔軟に変形し、その過程で小さな障害物を除去することが可能である。また、バルーン・オペレータの膨張の停止条件は、変形の度合が初期状態から著しくかけ離れていると判断きれた時、バルーン・オペレータの成長がしきい値を下回った時、の2つでこの条件のどちらかlつでも成立すると、膨張のプロセスを停止する。本論文では、楕円形のバルーン・オペレータを木の幹の領城の抽出に用いてその有効性を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-19
著者
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Hild Michael
大阪電気通信大学総合情報学部
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Hild Michael
大阪電気通信大学情報工学部情報工学科
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岡本 隆志
大阪電気通信大学大学院
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岡本 隆志
大阪電気通信大学 大学院 工学研究科 情報工学専攻
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