ハイライトの基づくRGB相違関数の最小化を用いた光源および拡散反射成分の色度推定
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概要
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シーンにおける照明の色および対象物の色の正確な色度推定問題について述べ、この問題を解決するために、複数のハイライトに基づき、照明の色度を推定できる方法を提案する。まず、カラーデータの三平面直角投影を紹介し、その特徴、特に冗長度について述べる。そして、この投影法を用い、内部反射成分の色度を推定するためのアルゴリズムを示した後、RGB相違関数という概念を定義する。この関数を最小化することにより、照明光の色度が決定できる。この方法は光学的に粗い物体表面の場合でもよい結果を出していることを、実画像を含む実験データにより示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-13
著者
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