XMLを用いたICカードサービス処理シーケンス記述方式

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概要

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近年、ICカードを利用したサービスが盛んに導入されている。ICカードを利用したシステムでは、サーバ/端末側プログラムが、それぞれのICカードアプリケーションに合わせたAPDU作成機能や暗号を使った認証シーケンス制御機能を持つ。これらの機能の開発には、ICカードシステムに特有の知識が必要である。しかし、これらの機能がミドルウェアとして提供されれば、サーバ/端末側プログラムが直接APDUや認証シーケンスを意識しなくて済むようになる。本稿では、このミドルウェアの実現方式について検討を行い、APDU仕様や認証シーケンスをXMLを用いて記述することで、多様なICカードサービスに対応できるAPDU作成方式、認証制御方式を提案する。また、この方式を用いたICカードミドルウェアについて、考察を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-12-06

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